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水野良氏が「AAGAD名誉殿堂」入り 日本のファンタジーRPGが世界で高評価を獲得

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2025年6月21日、米国オハイオ州コロンバスで開催された「オリジンズ・ゲームフェア」において、第48回オリジンズ・アワード(Origins Awards 2025)の受賞者が発表され、水野良氏が「アドベンチャーゲーミング・アーツ&デザイン・アカデミー(Academy of Adventure Gaming Arts & Design、AAGAD)名誉殿堂(Hall of Fame)」に選出された。

AAGAD名誉殿堂は、アメリカのテーブルトップゲーム業界における最も権威ある顕彰の一つとして1977年に創設された。テーブルトークRPG、ボードゲーム、カードゲームなどの分野において、長期的かつ革新的な貢献を果たした人物や作品が選出の対象となっている。過去には、ゲイリー・ガイギャックス(「ダンジョンズ&ドラゴンズ」共同開発者)やリチャード・ガーフィールド(「マジック:ザ・ギャザリング」開発者)らが殿堂入りしている。

水野氏は、1986年にテーブルトークRPGリプレイの連載として始まった「ロードス島戦記」の原作者である。リプレイ形式の物語を小説化し、後にアニメやゲームなどへの多媒体展開を通じて広く浸透させた。同作は、テーブルトークRPGの物語化手法における先駆的な作品とされ、日本国内におけるファンタジーRPGの一般層への普及に大きく寄与している。

今回のAAGAD名誉殿堂入りは、「ロードス島戦記」を中心とした水野氏の創作活動が、国際的にも高く評価された形となる。

外部サイト
2025 Winners Announce – Academy of Adventure Gaming Arts & Design
社友・水野良氏がAAGADの殿堂入りを果たしました – グループSNE

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