「ソード・ワールド2.5」の新シリーズ「ソード・ワールド2.5レイダーストーリー 魔法王レオンダールの鍵」が、2025年6月20日に発売される。著者は北沢慶／グループSNE、イラストはるみえ、発行はKADOKAWA。価格は税込1,980円。本書は、アルフレイム大陸の西に浮かぶカーサリア群島を舞台に、世界観や文化、そして「スローンレイダース」としての冒険の在り方を、物語を通して描いている。
カーサリア群島は、古代魔法文明時代に数々の魔法王がぶつかり合った場所であり、この多島海には多くの都市や墳墓が築かれた。中でも最も有名なのが、“覇道の魔法王”ソラーグの王都である。広大な敷地を持つその王都と周辺にある一族の墳墓は、まさに宝の山とされ、多くの冒険者が訪れるようになった。やがて遺跡の上には街が築かれ、探索は競い合うように進められていった。そして、いつしか盗掘者たちは「魔法王の玉座を探す者」──すなわち“スローンレイダース”と呼ばれるようになる。
本書では、遺跡都市ソラーグを舞台に、弱小ギルドに所属する新米スローンレイダーの少女・アリシャが、父の遺志を継いで借金取りに追われながらもお宝を求めて魔法王の墳墓に挑戦する姿が描かれている。彼女は冒険の中で、墳墓に眠る謎の魔術師と出会うこととなる。
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ソード・ワールド2.5レイダーストーリー 魔法王レオンダールの鍵 – KADOKAWA
