架空都市「七伏市」を舞台にした「新クトゥルフ神話TRPG」のショートシナリオシリーズ「七伏市奇譚」の最新作「けだもの窟に吠ゆる頃に」が、2025年5月8日に発売された。原案は竜騎士07、シナリオは竜騎士07と七峰きざし/アーカム・メンバーズが手がけ、イラストは陸居幽が担当している。価格は税込900円で、5月8日から15日18時頃までは10%オフで購入できる。ダウンロード販売サイト「BOOTH」および「TALTO」で取り扱われている。
本作では、探索者たちは友人の依頼を受け、彼の妹の秘密のボディガードとして「キャンプ」に参加する。目的地は、七伏市の外れにある山間部の盆地に位置する小さな農村・竹宮之村となっている。
ジャンルはホラーサスペンス。因習にとらわれた村を舞台に展開され、因習村ホラーが好きな人や、内面に抱えたものを物語を通じて解放したい人に向いている。プレイ時間はおよそ3時間、プレイ人数は2人から4人が推奨されている。
原案を手がけた竜騎士07氏は、ゲームクリエイター・シナリオライターとして知られ、代表作「ひぐらしのなく頃に」は社会現象となり、漫画・アニメ・映画など多方面に展開された。「うみねこのなく頃に」「幻想牢獄のカレイドスコープ」なども手がけており、独自の世界観と重層的な物語は多くの支持を集めている。
「新クトゥルフ神話TRPG」では、仕事や学校のあとでも遊べるよう、プレイ時間2時間程度のショートシナリオブランド「七伏市奇譚」が展開されている。同シリーズでは、同じ都市を舞台に、同じ探索者で複数のシナリオを継続して遊ぶことが可能となっている。
外部サイト
新クトゥルフ神話TRPGシナリオ「けだもの窟に吠ゆる頃に」 – BOOTH
けだもの窟に吠ゆる頃に【セール中・七伏市奇譚1周年記念】 – TALTO