KADOKAWAは、怪談・ホラー専門のエンターテインメント誌「怪と幽 vol.022 2026年5月」を2026年4月27日に発売した。定価は税込2,420円。A5判、328ページ。
今号の特集は「はじめてのクトゥルー」と「乙一」の2本立てで、「はじめてのクトゥルー」ではラヴクラフトらの作品群によって構築された架空の神話体系「クトゥルー神話」がなぜ2020年代においても人々を惹きつけ続けるのかを、テーブルトークRPG「クトゥルフ神話TRPG」の隆盛にも触れながらさまざまな切り口で掘り下げる内容となっている。
クトゥルー神話(クトゥルフ神話とも呼ばれる)とは、20世紀初頭のアメリカ人作家H・P・ラヴクラフトを中心とする作家たちが生み出した架空の神話体系で、人類が生まれる以前の太古から宇宙に存在する異形の神々や、人知を超えた宇宙的恐怖を描いた作品群によって形成されている。ラヴクラフトの没後も多くの作家がこの世界観を引き継ぎ、小説・映画・漫画・ゲームなど幅広いジャンルに広まっている。
特集では、文芸評論家の東雅夫氏による「クトゥルー神話とは何なのか?」インタビューを軸に、朝松健・池澤春菜・貴志祐介・月村了衛・南條竹則によるエッセイ「クトゥルー神話と私」が掲載される。また、日本へのクトゥルー神話紹介に尽力した荒俣宏氏が黎明期の思い出を語るインタビューも収録されるほか、森瀬繚氏による用語集&年表も掲載される。
メディアを横断したインタビューも充実しており、漫画「ラヴクラフト傑作集」シリーズの田辺剛氏、アニメ「這いよれ!ニャル子さん」監督の長澤剛氏、ゲーム「Fate/Grand Order」「禁忌降臨庭園 セイレム」シナリオを手がけた星空めてお氏が登場する。さらに、アーカム・メンバーズの坂本雅之・内山靖二郎両氏と竜騎士07氏が「TRPGからひもとくクトゥルー世界」をテーマに座談を行い、テーブルトークRPGの視点からクトゥルー神話の世界観に迫っている。菊地秀行・黒史郎・黒木あるじによるショートショート小説競作も収録される。
第2特集は「乙一」。京極夏彦、綿矢りさ、小川洋子、澤村伊智、山白朝子、諸星大二郎、高橋葉介、押切蓮介、加門七海ら豪華な執筆陣も誌面を彩っている。
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怪と幽 vol.022 2026年5月 – KADOKAWA




