ゲームマーケット2025春の会場で販売されていた雷鳴版「トラベラー」の基本ルールセットや各種サプリメント、シナリオが、IEDが運営するアナログゲームショップ「a-game」で取り扱われている。
「トラベラー」は、ゲームデザイナーズ・ワークショップが1977年に発売したSFテーブルトークRPGで、デザイナーはマーク・W・ミラー。1984年には、安田均氏による翻訳版がホビージャパンから発売され、以降、多数の追加ルールや関連作品が翻訳された。日本語版のボックスアートは加藤直之氏が手がけていた。その後、ホビージャパン版は絶版になったが、2003年に雷鳴が新たに翻訳を手がけ、販売を行っていた。行為判定には6面体ダイスを2個使用する。
現在販売されているのは以下の通り。
・基本ルールセット(BOOK 0~3を収録)
・拡張ルールブック4「マーセナリー」
・拡張ルールブック5「ハイガード」
・サプリメント1「1001キャラクター」
・サプリメント2「動物との遭遇」
・サプリメント3「スピンワード・マーチ宙域」
・サプリメント4「帝国市民」
・シナリオ「キンニール」
・シナリオ「シャドウ」「アニック・ノヴァ」
・サプリメント「ミサイル」&レフリースクリーン
基本ルールセットには、入門書「BOOK 0」とルールブック「BOOK 1~3」が収録されており、価格は税込6,380円。購入金額が10,000円未満の場合は送料1,000円が必要となる。これらは単品販売に加え、既刊全てを含む「詰め合わせセット(税込28,820円)」も販売されている。ただし、「ハイガード」のみ単体での販売は行われていない。
なお、雷鳴は現在廃業しているが、雷鳴版「トラベラー」の公式サイトは移設されたうえで現在も閲覧可能となっており、エラッタも引き続き入手できる。
外部サイト
『トラベラー基本セット(ルールブック0〜3)』(雷鳴版、2025年5月19日再入荷)
TRAVELLER – 雷鳴