日本語版「ルーンクエスト：ロールプレイング・イン・グローランサ」の正式版の電子書籍が、2025年7月15日に発売された。価格は税込5,500円で、発売元はフロッグゲームズ。現在、同社のオンラインストアにてAcrobat PDF版が購入可能となっている。
「ルーンクエスト」は、米国ケイオシアム社が出版するファンタジー系のテーブルトークRPGで、「クトゥルフ神話TRPG」と同様に100面体ダイスを用いる「ベーシック・ロールプレイング」システムを採用している。身体の部位ごとにヒットポイントが設定されている独自の戦闘システムが特徴で、たとえばダメージが小さくても頭部に命中すれば即死する可能性がある。
物語の舞台となるグローランサは、人類の青銅器時代に似た世界で、人々は部族や都市、神を信仰するカルトに忠誠を誓っている。冒険者は「ルーン」と呼ばれる宇宙的な力と結びつき、カルトに所属することで、関連するルーンを通じて魔術や援助を受けることができる。カルト内での活躍によってルーンとの絆を強め、英雄となるためのクエストに挑戦していく。
本作は、一部の地図に英語表記が残った状態のアーリーアクセス版として、2025年3月21日に発売されていた。正式版では新たに日本語版オリジナルのカットが収録されている。なお、アーリーアクセス版の購入者は、追加費用なく正式版を入手することができる。
外部サイト
【PDF版】RQGJP ルーンクエスト ロールプレイング・イン・グローランサ 正式版
